ジョギング25キロ、やっと走れた。
更新日:2007年10月22日
長い不調だ。脱出の出口が見つからない。左肩が痛みから3キロ走ったならば、もう疼痛。すぐさま両手を後ろに回した、ノー・ハンドの走法ばかり。10キロがやっとだった。ランナーの闘争心や、どこか大会出場への気迫すら欠けていた。
ロング走はもうダメかと諦めていた。次女から「佐倉朝日健康マラソン」の父娘出場の誘いがあった。しばらく態度を保留にしている。
「肩痛は筋肉の衰えが原因じゃない? ダンベルとか使って鍛えてみるとどうかな。余計酷くなるかな…」というアドバイスがあった。
娘のメールを見て、10キロを越えるまで手を振り続けてみた。他方で、日本山岳会の諏訪吉春さんが乾徳山の登山の折、五十肩を3日間で治した、という話を思い出した。肘を直角に曲げた姿で、約1時間ほど振り続けたという。それも大きく振る、とやって見せてくれた。かつて陸上選手だったのかな、と思うほど、なかなか格好よかった。
この二つの動機付けから、ここはロング走だと決めた。
人間の身体は環境に順応しやすいのか、12、3キロから、さほど痛みがなくなってきた。反面で、半年以上は10キロを越えたことがないことから、脚の筋肉がパンパンになってきた。
日曜日で、練習するジョガーが多かった。そのうえ、護岸のジョギング道路と一般道路も通行止めだ。大会のように広々した気分で走れる。
気持ちの上では、30キロを狙いたかった。足の都合で、25キロにとどまった。それでも、精神的な爽快感はあった。
次女のメールがなければ、きょうも3、4キロで手の振りを止めていただろう。荒療治だろうが、逆も真なりで、近いうちに再度ロング走にチャレンジしたい。