A075-ランナー

ジョギング・ロードは、夏の花が咲き乱れる

 4月4日の八ヶ岳・硫黄岳の滑落アクシデントから、右足の膝のじん帯を損傷した。折り曲げられず、満足な走りなどできなかった。それでも数キロのジョギングはつつけていた。徒歩並みのスピードだったが、腰の切れだけは意識していた。いまや右膝は完治に向かっている。


 他方で、左手を真上に挙げると痛む。垂直に伸ばしきれない状態が続いていた。パソコンを打つ腕に負担がかかっていた。
 先週のこと、廃校・小学校のグランドで鉄棒にぶら下がった瞬間、激痛が走った。同時に、手が伸びるようになった。それで、左肩が脱臼していたことがわかったのだ。


 いまは走りながら、極力、意識して腕を振る。それがリハビリだと思っている。

 6月10日は朝から豪雨だった。昼過ぎには小降り。夕方には沈む太陽が浮雲を茜色に染めていた。ジョギング姿で、夕方6時に家をでた。日が長いから助かる。


 三月末は桜が咲いていた。このロードはさつきが見事だが、そのシーズンはスキップしてしまった。いまは背の高いタチアオイが咲く。花の風景がすっかり変わっていた。


 スローで長い距離を狙った。ところが根気と、心肺機能とがかなり横着になっていた。10キロで、走りを止めてしまった。それでも、2ヵ月ぶりの10キロだった。

「ランナー」トップへ戻る

ジャーナリスト
小説家
カメラマン
登山家
「幕末藝州広島藩研究会」広報室だより
歴史の旅・真実とロマンをもとめて
元気100教室 エッセイ・オピニオン
寄稿・みんなの作品
かつしかPPクラブ
インフォメーション
フクシマ(小説)・浜通り取材ノート
3.11(小説)取材ノート
東京下町の情緒100景
TOKYO美人と、東京100ストーリー
ランナー
リンク集