東京マラソンは走れず
更新日:2006年10月 9日
東京マラソンの抽選結果(落選)のお知らせがメールで届いた。抽選結果のメールをみて、落選、という嫌な文字。「ダメだったか」と 吐息が洩れた。
結果発表は10月5日だった。もっと早い時期の発表ではなかったのか?
関係者から伝え聞く話しだと、雑誌『ランナーズ』の社員が、東京都の運営をサポートしている。相手が役人だから、決めてほしい事項が次々と滞留しているという。
「東京マラソンは失敗する」という陰の声もあるようだ。
『参加料の未入金が多かった場合は、追加当選者を出す。11月中旬ころ通知する』と補足されていた。548051という整理ナンバーだ。三万人の出場枠だと聞いている。追加当選者があったとしても、極々、運の良かったランナーだろう。
抽選結果の落選。失望した反面で、さほど出場に期待していなかった自分を知った。
左足の踵を痛めてから、かれこれ10ヵ月。スピードを出したり、長距離を走ると、土踏まずのばね筋が異常をきたす予兆を示す。完全復調にはほど遠い。再発を警戒し、ふだんは週2、3回、10キロしか走っていない。身体がなまるというよりも、楽な味を占めている。だから、精神的にも、東京マラソンは燃えていなかった。
失望の度合いが弱い。こんな自分ではいけない。来春のフルマラソン大会は、佐倉マラソンか、勝田マラソンか。それとも別のところを狙うか、と自分のからだと相談をはじめた。