マイ・ランニングロード (孤独な走り04)
更新日:2006年8月20日
真夏の朝の外気温は30度、汗流して走る。ランニング、ジョギングの練習は孤独で、仲間ができないものだ。
五年間ほどは走っている。そんな背景もあって、朝夕に顔を合わせれば、軽く声を交わすひとはたった二人である。厳密に言えば、もう一人いる。
声援してくれる老人がいるのだ。おおかた70歳後半だろう。夏場はステテコ姿で、橋の袂で夕涼みをしている。
「きょうも、頑張っているね」という一言をかけてくれる。
この一言がうれしい。一昨年ほどまえ、老人はゆったりだが、ウオーキングをしていた。最近は肩力がなくなったのか、あまり歩いては居ない。