ところざわの「ゆり園」で学ぶ、ミニ写真教室=人間は人間に感動する
超プロをのぞけば、ゆりの花弁だけ撮影しても、図鑑になるわけでもなければ、他人に見せても、どこにでもある花の写真で感動してくれない。
ゆりが咲く丘陵でとなれば、眼下には人が流れている。上から人物を狙えば、他人が見てくれる、よい写真が撮れるはず。ゆりの花だけとは勿体ない。
カメラ教室の先生と生徒たちがやってくる。それぞれ講師が独自の指導方法をもっている。
何を狙うのか、それを決める。
「ゆり園だから、ゆりだよ」果たしてそうかな?
一つ所でも、三者三様に角度をちがえて、多少なりとも、独自性を出そうと努めている。
被写体に合わせて、メニュー・モードをセットする。オート撮影が恥でもない。その方がうまく撮れれば、カメラの優れた機能に頼ればよい。
なにも気取ることはない。写真の理屈などさして必要じゃない。
観てくれる人が感動すれば、それが最高なのだから。