夏の夜は蒸し暑く、クーラー病にもなりやすい。納涼のイベントはあちらこちらで行われている。足を運ぶと、涼感が得られるものだ。
東京・下町に住むものとしては、浅草などは身近な存在である。
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地下鉄・浅草駅を降りると、目の前が真っ赤な橋で有名な・吾妻橋である。
ライトアップされているし、それらの光が隅田川の川面に映り、きらめく。
隅田川に架かる橋として、最も絶景の一つだろう
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吾妻橋から、視線を左手にすると、アサヒビールの屋上の雲形(名まえは?)があり、そして東京スカイツリーだ。
夏には灯籠流しも行われている。(かなり混み合うし、河岸に近寄れないので、行事がない日の浅草の夜のほうが、むしろお勧めだ。
隅田川からお台場への船旅も楽しめる。屋形船からの夜景などと、バリエーションは多い。
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東京スカイツリーは、もはや定番になりすぎたし、さして写真で撮る価値もあまりなさそう。
でも、ほぼ真下まで行って、撮っておくかな。
ふだん東京に来る機会が少ない方は、吾妻橋を渡り、スカイツーまで、夜の散策も味があるだろう。下町だけに、閑散としているけれど。
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神楽坂の阿波踊り大会は、楽しい。各地から、数多くの団体が来る。
他地区の阿波踊り大会は、人垣を超えて、背伸びしてみる感じが多い。神楽坂では、路肩に腰を下ろすカップルたちも、短時間に移動するから、場所取の苦労はない。すぐまじかで見られる。
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阿波踊り特有のに、個人の妙技が愉しませてくれる。
笛、太鼓、三味線の軽妙なリズムで、熱気が一段と高まる。
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子どもたちも真剣なまなざしで参加している。
神楽坂の阿波踊りは、子どもたちの参加比率が随分高いように思える。
三味、太鼓、これは神楽坂芸者の伝統。だから、子どもたちも習い事として、身につけているのだろう。
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お姉さんの踊りを観ていると、「踊る阿呆に、見る阿呆、おなじアホなら、踊らにゃ損々」とまさに踊る阿呆をエンジョイしている。
きっと普段の性格も明るいのだろう、な。
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神楽坂の老舗の店が、店頭で屋台を出している。
近くでビールを買い、屋台でつまみを求めてから、阿波踊り見物は妙にオツである。
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他人を楽しませる技をもっている。
根からの芸人の素養があるのだろう。
参加団体を見ると、厚生病院とか、区役所とか、世間では固い仕事といわれるチームがことのほか多い。
この方も、素顔は案外、固いかもしれない。
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東京ミッドタウンのキャンドルナイトは「 ~星にねがいを~」がテーマだった。
キャンドル一つひとつに、着火マンで灯りをつけていく。見ている方が、大変だな、と思ってしまう。
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東京ミッドタウンのテラスでは、テープルにキャンドをつけてくれる。
静かな夜を過ごせる。
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日没とともに、キャンドルが浮き上がってくる。
テーマ「~星にねがいを~」がしっかり伝わってくる。
夜の納涼は花火もあれば、祭りもあるし、盆踊り大会もある、あちらこちらで愉しめる。
クーラーのきいたTV観戦から、戸外に出てみよう。思いもかけない発見があるものだ。