華やかな美女乱舞(上)=S-NTK公演・宝塚歌劇団OGらとともに
更新日:2015年3月 2日
座長は五月梨世(元宝塚歌劇団の男役・月組)による、優美な踊り手たち
構成・演出・振付の総監督は「帆之亟」です。そして、出演。
すてきな顔立ちと、美声とで、舞台を華やかにしてくれます。
子役も交えて、楽しく明るく、童話ショーが展開されていきます。
この子らの中から、出演のお姉さんたちにも負けない、将来のスターが出てくるでしょう。
影絵には、踊手たちの心に宿る面影が投影されています。
どんな面影かしら?
それは当人しかわからないな。三者三様だと思うよ。、
「お待ちくださいまし。お願いでございます」
艶な芸と踊りとで、観客を魅了します。
きらびやかな和服ショーにも、洋風・ダンスの踊りが組み込まれています。
和服を着て一糸乱れず踊る
まさにプロの演技ですね。
雅で艶やかな男役です。容貌と踊りの均衡美で魅せます。
踊り手の呼吸が伝わってきます。
呼吸そのものが芸術です。
元宝塚の男役の演技は、艶な男の魅力をかもしだします。
サッと顔の表情と身体の動きが変わります。
「切れがいいな」
元禄時代の美はここにあり。
彼女の眼には、情熱にみちた輝きがあり。
恋すれば、心から燃えるひとだろうな。
舞台で大石主税を演じた「帆之亟」
元宝塚の男役スター・「舵一晴」
豪華な共演による殺陣(たて)は、舞台も、会場も、鋭い緊張感に包まれていた。
舞台のスポットライトを浴びて、主役を演じたい。
芸能人をめざす人の最大の夢だろうな。
人懐こい温かな笑顔のなかに、男の心が引き込まれる。
こんな美人の艶な表情に魅せられてしまうと、人生が狂うかもね。