春爛漫(らんまん)の横浜港ですごす
更新日:2012年4月14日
2012年の冬は寒くて長かった。梅の開花が遅ければ、桜も4月に入ってからだった。
待てば春が来る。とたんに、桜花を求めてあちらこちらに出かけたくなる。
横浜港と桜を訪ねてみた。。
桜は日本を象徴する花である。帆船の日本丸と重ねあわせてみた。
航空機が発達する前は、遠洋航海は花形だった。
日本丸は高級船員を養成する訓練船である。
横浜港の全景は美しい。ことばは要らない。
額縁で、高層ビルのランドマークが飾れる
ベーブリッジは現代の横浜港の象徴の一つ。
幕末の1854年の開港から、急速に発達し、いまでは世界的な貿易港である。
花に心を傾けるのは、万国共通である。
巨大な錨が、モニュメントになっていった。
何万トンの船舶が利用していたのだろうな。
海の側で、緩やかな時間を過ごす。
海上保安庁の基地である。白い巡視船は見るからにスマートである。
赤レンガ倉庫で、フラワーフェスティバルが開催されていた。
赤子連れと妊婦さんとで散策。赤子への将来を感じさせる。
貨物列車が赤レンガ倉庫群から、荷を積んで、全国津々浦々に運んでいた。
ずっと昔のことに思えてしまう。
春日差しの下で、幼児がひとり遊ぶ。母親の荷物が気になるようだ。
第10回フラワーフェスティバルが最終日だった。
思いがけず、なにかしら得した気分だった。
親子連れ、カップル、いずれも春のお出かけが楽しそう
保育園児たちも、保育士に連れられてきて、お遊戯に夢中だった。
幾何学的な人工美の世界である。