熱唱する魅惑の歌手たち・第4回澤村美司子音楽賞(下)
YOKO 『イット・マイト・アズ・ウェル・ビー・スプリング』
長野県出身です。スタンダードから、ポピュラー、ボサノバまでレパートリーが広い歌手です。とくにバラードは原曲の詩とメロディーを大切にする、その歌唱法を支持するファンは多い。
演奏 大西敏明シックステッド
altsax 加藤 朝雄
石橋みどり 『ロスト・アラウンド・ミッドナイト』
東京都出身、独協大卒です。こんかいの第4回澤村美司子音楽賞で、みごと優秀歌唱賞を受賞しました。JAJの国際線スチュワーデスになって、欧米を回るうち、ジャズボーカルの魅力を知り、やがでプロデビューしました。
財津 光子 『マイ・ウェイ』
1930年に広島で生まれる。64年に東芝からデビューしましたが、交通事故で声が出なくなりました。70年に復帰後、病を乗り越えて、計3回のメキシコ公演を行っています。
2011年には歌手生活60年の記念ライブを行いました。
由紀 真 『ザ・シャドー・オブ・ユア・スマイル』
俳優座養成所10期生です。ソフトな歌いくちで、スタンダードから、ソウル、ポピュラーまで、幅広く活躍されています。TV、ラジオ、ショー、CM、CFと多彩です。
有 桂 『オールモスト・ライク・ビーイング・イン・ラブ』
第4回澤村美司子音楽賞で、特別奨励賞を受賞しました。
京都外国語大学の軽音楽部に所属し、学生プロとして、関西のライブハウスに出演しました。卒業後は、音楽活動をしながら、英語教師の仕事にも従事しています。
旗 照夫 『イッツ・ア・シン・トゥ・テル・ア・ライ』
1933年、東京生まれ。都立日比谷高校卒業後から、ラジオ東京(現・TBS)の歌番組で、ジャズからデビューしました。
本格歌手になってから、紅白歌合戦には7回出場しました。江利チエミ、美空ひばりなどとね芝居、ミュージカルに多数出演されました。
あまい歌声はいまも健在です。
YOKO 『イット・マイト・アズ・ウェル・ビー・スプリング』
piano 小野 孝司
『君はひとりじゃない』
私たちは祈っています あなたの幸せを
熱唱する歌手たち
浦 ひろみ 『つばめの唄』
武蔵野音楽大学・声楽科卒業。11年7月NHKホールのパリ祭に出演した。都内8か所のカルチャーセンターで講師をしながら、08年には東中野にライブハウス『カフェ・ド・リヨン』を開店した。コンサート、ホテルのディナーショーで活躍する。
第4回澤村美司子音楽賞の受賞者たち