A025-カメラマン

日本舞踊の華やかな舞台に、モデル・天沼佐知恵さんが出演

第五回さつき会(尾上五月さん・主幹)が、9月5日に、きゅりあん小ホール(品川区・大井町)で開催された。「TOKYO美人と、東京100ストーリー」のモデルをお願いしている、天沼佐知恵さんが、その日本舞踊の舞台に立った。撮影をかねて出かけた。

 日本舞踊の生の舞台は、初めて観た。実に華やかなものだ、と魅せられてしまった。数年前、熱海の芸子組合で、芸者さんの踊りの練習風景を見学させてもらったことがある。それもプロの厳しさに感銘した。今回は、別の美しさの感動があった。


 天沼さんは『さくら』、『長唄・都鳥』の2つの舞台に立つ。写真・小説の中で、その舞台写真をも使わせてもらう、という事前の打合せがあった。観客席の最前列に、陣取ってカメラを構えた。

「さくら」の舞台では、女性4人だった。ふだんの顔と違った、舞台化粧になっていたので、一瞬、どの人かな、と戸惑ってしまった。カメラのシャッターを切りながら、間違っていないだろうな、といつまでも、半信半疑だった。『長唄・都鳥』は、天沼さんの一人舞台だから、安心してシャッターが切れた。


『萩江 梅』を踊った尾上はるさんは、身体がしなやかで、指先の表情が繊細で、思わずシャッターをきった。最近の私の写真の撮り方として、モデルさんにも、指先の緊張を持ってもらうように心がけている。それだけに、尾上はるさんの踊りは参考になった。


『長唄 多摩川』の、尾上五月さんは元宝塚の名男役だったという。舞台は堂々として、見応えがあった。さすがに、名男役だと感銘した。


写真:上段 天沼佐知恵さん 『長唄・都鳥』
    中段 尾上はるさん 『萩江 梅』
    下段 尾上五月さん 『長唄 多摩川』

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