昭和が残る街「葛飾・立石」は笑い、笑い、そして談笑の場だった。
「昭和が残る立石は良いぞ、良いぞ」と宣伝しすぎて、いまや若者を中心に人気が出すぎた。遠く、金沢や九州からもくるという。
まださして人気が出ない5-6年まえに、日本ペンクラブの著名作家たち5人が手弁当並みの出演料で、「昭和が残る葛飾」のフォーラムを開催した。
本音は、飲み代稼ぎだった。
それから1年に1-2度は、作家と「かつしかPPクラブ」の交流がはじまった。
ことしは6月16日(木)午後5時から、「都合の良い時間に」というさして制約もなく、作家とかつしかPPクラブの交流が、あおばで始まった。
参加者は何人か。興味ある人は写真で数えてください。
主催者はだれかわからず、発表もなし。
こんかいは、出久根達郎さん(直木賞作家)と、かつしかPPクラブの浦沢誠会長。それに「飲み放題・食べ放題で、貸切としてくれた居酒屋『ふおば』の女将さん」です。
著名、無名、飛び込み、遅れて来ようが、早々飲もうが、一切問わず3500円です。
まいかい司会・進行もなし。
テーマなどあるはずがない。
「みなさん、大人だから、勝手に話題を作ってください」
そういえば、すぐさま、古書店の岡島店主が立ち上がり、昔の立石は遊郭あった、と語りはじめる。「まだ、子どもだったけれどね」
出久根さんは、茨木から出てきて、月島の古書店に勤めた。
そんな経由で、岡島さんとは親友中の親友だ。
この会を知って、本八幡の古書店の主も訪ねてきていた。
女性は日本ペンクラブの会報委員・菊池さん。おとなし目だが、楽しいわよ、と皆の話を聴いていた。
岡島さんの奥さんがあらわれる。生粋の立石っこ。出久根さんとも、長く知りあっている。
奥さんが来ると、主はとたんに色気の多い話がなくなる。それもつかの間だった。
出久根さんの声掛けで、葛飾・鎌倉出身の「いとうせいこう」さんがきていた。(中央の青いシャツ)PPの中川亮さん(右手)は立石だ。
話しがどんどん盛り上がる。
朝日カルチャーセンターの石井勉社長も常連だ。(左から2番目)。朝日新聞の上丸論説委員(右手)。
朝日と言えば、常連の轡田さんは現れないな。何時にきても良いんだけれど、ケータイをかけてみるか。
「悪い。いまロンドン郊外なんだ」と、とても駆けつけられない場所だった。
出久根さんは、夏目漱石の著作で、熊本に縁がある。大地震があった。
江戸時代の大地震も、小説に書かれている。
話題を振ってみると、ナマズと地震について、愉快に語りはじめた。
ICレコーダーはないし。
なんで笑っているか、想像してもらうしかない。
昭和はもはや明るい話題か。
PPの写真はVサインはつかわないように。穂高健一は指導しているにもかかわらず、
今回の撮影者の郡山利行さんはバンバン撮りまくる。
明るく乗るはこれまたPPの女性。
あおばの会はとても楽しかったです。また、立石に行きたいです。
日経センターの女性から、そんなメールも後日入ってきた。