待望の京都へ、いざ取材旅行へ = 蘭佳代子
更新日:2022年6月23日
かつしかPPクラブは、年に一度はきまって遠距離の取材に出かけていました。思いつくままに列記すると、新潟の凧揚げ大会、鹿児島の歴史をたずね、広島および瀬戸内海の島々巡り、岩手県の3.11被害者をたずねて、と北から南へと歩いていました。
「足で書く」これをモットーとしているだけに、取材は写真と記事と両面で展開しています。
世界的なコロナ禍の下で、遠距離も、東京都内においても、ほとんど取材ができなかったので、じつに開放感に満ちた旅行です。
最近は新撰組人気で、「池田屋事件」が脚光を浴びています。かつては薩長史観、さらには皇国史観から、新撰組は悪の権現に扱われたそうです。
幕末の元治元年6月5日(1864年7月8日)に、京都三条木屋町(三条小橋)の旅籠・池田屋に潜伏していた長州藩・土佐藩などの尊王攘夷派志士を、尊攘派の志士を大勢殺害したかどで。
きっとおじいちゃん・おばあちゃん世代は、「新撰組なんてね」とおおむね嫌いでしょうね。
宿泊予定地のホテルに、荷を預けてから、歩きはじめて数分で、「あれ。ここに本能寺がある?」妙にひっそりした門です。
織田信長が明智光秀に殺害された、あの有名なお寺です。
「ほんものかな。子寺かな」
そんなことを言いながら、まずは四人で境内に入りました。実は裏門でした。
広い境内と、いまでも信長人気がわかる本能寺で、大勢の方々が参拝していまいた。歴史の流れ、というか、戦国時代の大事件を感じとれた一瞬でした。
写真は本能寺の正門です。
今晩はここに決まり。食事と軽くアルコールを入れて、「あすは何処にまわりましょうか」と語り合う、楽しいひと時です。