葛飾区・花の町づくり(上)亀有花風船の会 オープニング=浦沢誠
亀有花風船の会オープニング
2015年(平成27年)5月25日(月)快晴のもと、午前9時からこの会のオープニングセレモニーが亀有駅南口わき両津巡査長坐像裏の公園で、行われた。その後は3か所に
分かれて花の植え付けを行い、最後に地区センター第一会議室で茶話会と講演会があり、午前11時過ぎに散会した。
会代表の本宮宏会長の挨拶、青木克徳区長の祝辞のあと記念植樹と記念撮影が行われた。
花風船の会の名称の謂れは、今から35年前に子どもの幼稚園の卒園式に、中庭から七色の風船に花の種を乗せて飛ばしました。それが届いた埼玉県加須市の人との縁で地場産業の鯉のぼりを頂いた。その後も全国に花の美しさと花を大事にする心を伝えるために名付けました。と副会長の近藤文子さんは語った。
開会式直前の区長に、区が今年の4月から立ち上げた「かつしか花いっぱいのまちづくり」のホームページについて取材した。
10年位前に区の企画部長だったころ、なんとか花で町を綺麗にしたいとの思いがありました。今日まで少しずつ区民の方と協働で花の苗木を育て、植樹しまちに花を植えて綺麗にする運動を進めてきました。
今年の4月には「花いっぱいのまちづくり」のホームページを立ち上げました。
一方では、「かつしか花いっぱいレポーター制度」もスタートさせ、区民のかたのボランティア活動による取材もしていただいているところです。
また、「同推進協議会」も100以上の団体が参加しており、区民の団体、町会の団体その他多くの花づくりの輪が出来つつあります。みんなで楽しみながらこの運動を続けて行きたい。青木区長はそのように熱く語っていた。
写真: 亀有2丁目の緑化推進委員の近藤文子さんが縫製したエプロンを着用している青木区長
本宮会長は、代表の挨拶ので、この会は町会の枠を超えた連合町会の形で出来たものです。皆さんと一緒に仲良く、まちをきれいにしてゆきたい。
駅前には両さんの像もあります。ここ2~3年のあいだ、アジアの国の人たちも増えてきて
います。亀有のまちが花いっぱいできれいだと言ってほしい。
この町がさらに発展していって欲しい。と語った。
写真:イベント直前の本宮宏会長
北口駅前の歩道脇の植樹帯で作業しているのは、西亀有4丁目町会所属の小関さんです。
「花が好きです。今年の1月に埼玉から引っ越してきました。」と話っていた
写真:小関清久(58歳)さん
南口駅前三菱UFJ銀行脇花壇での植え付け作業をしているのは亀有1丁目から来られた平田真弓さんです。
マリーゴールド、ペチュニア、千日向、ジニアを植えていました。
「今回初めて参加しました。公団亀有団地自治会長の小林さんから勧められました。」と語る。
写真:左側が平田真弓さん
南口バス停前の花で作業を終えた、亀有五丁目中之台町会所属の滝本洋さん。
「募集を見て初めて参加しました。また、連合会の亀有地区の会長さんの誘いもあった。感想は、楽しかったです。」と語る。
亀有花風船の会の皆さん、亀有駅前バス停わき花壇にて
かつしか緑化推進委員会の協
力員もされています。区内では60名が会員として参加していました。
15年くらい前からボランティアで銀行前の花壇の植樹と維持管理を行っています。
「花ことば」を調べるのも楽しいです。
・マリーゴールド
虫がこない。元気。
嫉妬(ジェラシー)
・朝顔
はかない恋
・矢車菊
幸福
・ねこじゃらし
決心
・日々そう
友情
・ビワ
永遠の健康
「心がけていることは、花の命が一日でも長く持つように、水やりを必ずする。木札を立てる。」と語った。
写真:第2会場で講演をしている近藤さ