目黒学園・講師の新年会は、プロの手作りで豪華
目黒学園カルチャースクール(西澤明夫社長)では、1月10日(祝日)12時から東京・カトリック目黒教会の教室で、新年会が開催された。出席者は講師陣が89人、学園スタッフが8人が一堂に会した。司会、料理、演出、演奏、実演など、すべてプロ講師だから、豪華な新年会である。
オープニングは角(すみ)照美さん「和太鼓演奏」で、威勢のよい、軽快なリズムが講師たちを迎えてくれた。
挨拶に立った西澤さんは、「ふだんは顔を知らない講師の皆さんが、この新年会を通して、仲良くなり、生徒どうしがさらに仲良くなってほしい」と述べた。いつかは生徒を交えた、納涼大会をしたい、それが夢です、と語った。
瀬沼克彰さん(桜美林大学名誉教授)によると、全国にカルチャースクールが数多くあるけれど、講師を集めた新年会はこの学園のみである、と話す。各カルチャーは受講生のダウンから、経営が苦しい。そのなかにおいても、講師の新年会を行なう、講師を大切にする、という同学園の経営姿勢は稀有な存在だろう。
献立は「懐石料理」講師の入江亮子さんで、美食の日本料理が各テーブルに並べられていた。テーブルに飾られた花は岡田外美枝さんで、「英国式フラワーアレンジメント」講師である。
手打ちソバの実演は「手打ちソバ教室講師」の関根二三夫さんで、二八ソバ(北海道産の蕎麦粉)が使われた。「ソバを打つとき、1秒の違いが味の違いになります」と説明しながら、全員にいきわたるソバを作ってくれた。