国際ペン・東京大会2010開会式(2)=奄美高校民族演劇部
更新日:2010年9月28日
国際ペンは各国にPENセンターをもつ。その85カ国、200人の文学者・作家が集まった。民族、文化を越えた人たちが一堂に会した。「言論・表現の自由」「戦争に反対」を求める世界的な団体である。
オリンピック、万博、国際ペンの開催は、世界の主要都市のシンボリックなものとして捉えられている。
東京大会の開催式が9月26日に開催された。イベントで、ノミネートされたのが、唯一、鹿児島県立奄美高校の演劇部だった。早稲田大学・大隈講堂に約1000人の前で、民族演芸を披露した。
女子高校生の魅力的な踊りと歌は、南国・奄美を身近に感じさせた。
男子生徒は2人です。彼らの指笛はとても響きの良いものでした。
女子生徒たちは三線(さんしん)の早い撥捌きで、聴衆の心を躍らせる。
太い孟宗竹を叩く。3年前に改装された大隈講堂に響きわたる。
民族演劇部の先生は、全身で指導する
世界から集まった文学者、作家は高校生のすばらしい演奏に、スタンディングオベーションで、拍手は鳴り止まなかった。
「日本の開会式はすばらしい」という賞賛が深夜まで続いていた。