登山中の落し物が多発 奥多摩・雷電山(494m)= 武部 実
平成29年1月17日(火)
参加メンバー : L武部実、渡辺典子、岩淵美枝子、中野清子、開田守の計5人
コース : 軍畑駅 ~ 榎峠 ~ 雷電山 ~ 辛垣山(457m) ~ 三方山(454m) ~ 青梅丘陵ハイキングコース ~ 梅岩寺 ~ 青梅駅
ここ数日来の大寒波襲来で心配していたが、朝晩の冷え込みはあるものの、当日は晴れて風もなく、穏やかなハイキング日和であった。
9:50 軍畑駅を出発。榎峠に向かう道路脇に定期券入りカードの落とし物を発見。まだ一か月以上の有効期限がある。
さぞかし本人は残念がっていることだろう。駅名から判断するに地元の人でなく、高水三山か雷電山かのハイキングにきた人にまちがいなさそうだ(青梅駅前交番に届ける)。
ところで登山中の拾得物は意外と多い。帽子、小型の三脚、テルモスそしてデジカメ(交番に届け出)までも。みなさん気を付けましょう!
10:17榎峠着。ここが登山口だ。
杉林の中の階段を登っていくこと約35分で雷電山に到着する。
山頂は北方方面が開かれている、何の変哲もない山だが、山名の由来が面白い。
むかし、付近一帯が干ばつに見舞われたときに、雨乞いをこの山でおこなったところ、稲光とともに大雨が降ってきたということだそうだ。
関東での雨乞いは大山が有名だが、ここにもあったのですね。
11:23 二番目の辛垣山(からかいやま)に到着。山頂からは見通しは無く、戦国時代の山城跡であるが、石灰石の採掘により面影はほとんど無い。
三方山に行く途中にこのコース唯一の日当たりのいい場所があり昼食を摂るが、我々の来る前にツアーの団体さんもここで昼食にしていた。
皆さんいい場所をご存じなのですね。
12:44三方山着。ここも山頂からの見晴らしはないが、少し降りたところがビューポイントだ。
筑波山、新宿高層ビル群、そしてスカイツリーまで眺めることができた。このコースは東屋が設置してある休憩所が4か所もあり、整備されているのが良くわかる。
最終目的地の青梅駅には鉄道公園から行く予定であったが、途中に石碑が多く設置してある場所があり、ここが梅岩寺に降る道であることが判明(地図には載ってない)。
14:38 梅岩寺着。この寺の有名なのは2本の大きなしだれ桜。関東でも有数の名桜と説明板に書かれているほど立派だ。
4月中旬に咲くが、このほかにもソメイヨシノやミツバツツジ、そしてカタクリの花も見られるのでぜひ青梅に来てはいかがでしょうか。
ハイキングサークル「すにいかあ倶楽部」会報№210から転載