登山家

台風北上で、女峰山の登山は断念。紅葉ハイクに切り替えた

 早朝5時15分。次女(既婚)から電話が入った。「女峰山は止めない」という内容だった。TVの天気予報だと、日本列島の南に停滞する秋雨前線が、台風北上の影響を受けて、午後から大雨だという。 
 こちらはもはや登山服に着替えた後だ。女峰山はアプローチが長く、日帰り9時間の行程で、雨となると、登山歴が4年の娘には厳しいものがある。

「奥日光から、戦場ヶ原でも歩いてみよう。日光行の電車に乗りなよ」と娘を誘い出した。そんなやり取りから、ひと電車遅れた快速に乗った。

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文学賞仲間と登山

 9月20日は台風一過の快晴だった。植松二郎さん(織田作之助賞受賞、毎日児童文学賞受賞他)と奥多摩・川苔山に、登った。登り下りとも文学談義。さらには下山してから、「もえぎの湯」の温泉に入り、そこでも話がつきなかった。

 かれとの交際は堺市主催、読売新聞大阪本社後援の『第13回自由都市文学賞』の授賞式からの付き合いだ。初対面で、お互いの身体つきなどから、ともに市民マラソンランナーだと判った。スポーツと文学が共通の話題から、交流がはじまった。丸5年経った。この間に槍ヶ岳にも登った。

 かえりみれば、大賞作品のみが出版。ふたりの佳作作品はだれの目にもふれなかった。もったいないことだ、と思い続けてきた。この機会に受賞作品『獄の海』を掲載することに決めた。

    【小説家】のコーナーに、一括掲載しています。

    縦書き印刷にして読むと、原本の読み方ができます。

奥多摩・川苔山に登る。

 小説関係の友人・植松二郎さん、奥多摩の山に登る。10ヶ月ぶりの再会だった。小説の執筆のほかにも、食べていくために『ランナーズ』で毎号・書いている。この雑誌社はフルマラソン2時間台で走った記録を持つ人を使う。かれも当然ながら、サブ・スリーだ。

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八ヶ岳登山は悪天候でも、快い登攀

 PJニュースの小田光康編集長とふたりで八ヶ岳に登った。
 初日は美濃戸口から雨だった。行者小屋前の小さな広場でテント場を張るときには、強い雨となった。ふたりは赤岳に挑戦。険しい岩稜ルートでは沢登り状態だったが、登頂した。
 登山経験者ふたりがなせる術だと思う。

 

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世界遺産にもなれない、富士山の元凶はなにか?

 海抜〇メートル(田子の浦)から、富士山頂まで登った。8月8日からスタートしたが、3日間のうち、2日間は台風の影響で大雨だった。下山の途中で、富士山クラブ・会員から、富士山の山小屋が出す杜撰(ずさん)なゴミ処理で、山が汚く荒れてしまったと教えられた。
 富士山の登山者が登山道にごみを投げ捨てる光景など見ない。それなのになぜ富士山が汚れているのか。そんな疑問の一端がわかった。

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上村信太郎さんが登山家・プロ作家でデビュー

 上村さんは日本山岳会員で大ベテランの登山家。上村さんから、日本ペンクラブより「会員名簿」と「会員証」「会報」が送られてきましたと、連絡を受けた。
 上村さんはヒマラヤをはじめとして、未踏峰の大岩壁を登攀されている。数々の山岳関係の著作があり、『山と渓谷』「岳人』にも記事を書いている。名実とも、プロ作家でデビューとなった。

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豪雨の合間の、大菩薩・登山

 長野県はこのところの豪雨から、土石流が発生し、数多くの死傷者を出している。前日の7月19日のJR中央線は小淵沢駅から松本駅の間は不通だった。目ざす山梨県・大菩薩はその手前にある2000メートル級の山だった。
 家族の心配を押し切って20日、ITコンサルタントの友人(33)とふたりして大菩薩に登った。

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文筆仲間の山行は、気ままな寄り道

上村信太郎さんと茅が岳に登った。雨予報70%で、登り口から下山まで、誰にも会わない、めずらしい登山だった。
 日本を代表するアルピニストで、ヒマラヤに詳しい上村さんからは、深田久弥さんについて、新たな情報を得た。これはPJニュースに書く。その先は気ままな寄り道の山行だった。

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今年の夏山登山

 北アルプスには登ってみたい。『どこの山』という自問してみると、これぞ永年の夢だったという、登りたい山岳はないものだ。過去に登りすぎた反動か。それとも、挑戦する登攀の技術がままここまでか、と達観したこともあるだろう。 
 日本山岳会のメンバーだから、上高地宿舎の利用。そのあたりから入ってみるかな。夜に語り合える、登山仲間が見つかるかもしれない。
 

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登山家の上村信太郎さんとの交流

 日本山岳会の総会パーティで、上村さんと知り合いになった。海外の大岸壁の初登頂の実績を数々持つ。また、ヒマラヤ登山の隊長としても活躍している。
 上村さんの日本ペンクラブの会員の推薦人となった。今後は山と、執筆の付き合いとなるだろう。
人生のなかで、高年齢になっても、新しい友人ができるのはうれしいものだ。
 

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