A030-登山家

奥多摩の低山・戸倉城山(434m)  佐治ひろみ

日時:2019年1月29日(火)晴れ

メンバー : リーダー・佐治ひろみ、栃金正一、野上とみ、中野清子、宮本武

コース : 武蔵五日市バス9:31 → 上町 ~ 光厳寺10:30 ~ 城山山頂11:36 昼食12:10 ~ 盆堀山12:55 ~ 荷田子峠14:00 ~ 登山口14:20 ~ 瀬音の湯15:00/17:18バス → 武蔵五日市駅17:30



 天気は晴れだが北の、風10メートルの予報だったので、どんなに極寒かと恐れをなしていた。だが、実際はそれほど寒くなく、幾つものピークを登り下りして、汗をかいた。

 集合は武蔵五日市である。右手に見える尖がった山が、きょう登る戸倉城山だ。標高は434mと低いが、ちゃんと多摩百山に入っている。

 まずは上町までバスで行き、そこから秋川まで下って、川沿いを上流に向かって行く。民家の庭先にはロウバイが良い香りを漂わせる。梅の蕾もかなり膨らんで、春も近い感じがする。

 沢戸橋を越え、山に向かって歩いて行くと「戸倉しろやまテラス」の手前に、小さくてステキな『小春日和』というお蕎麦屋さんがあるのだが、私のお薦めの蕎麦屋さんなので、本当は寄りたかった。

 急な舗装道路をグングン登って行くと、登山口のある光厳寺に着く。とても立派なお寺で中を見学し、すぐ近くにある樹齢400年の大きなヤマザクラも見に行く。ここで身支度を整えて、登山を開始する。


 最初は山の裾を巻きながら、林の中を進む。稜線に出ると、あとは一気に頂上まで稜線を直登である。

 上に行くにつれて岩が出てくるし、傾斜もきつくなる。落ち葉が積もっているので、滑らないように注意! 左側は断崖になっていて、眺めが良い。

 山頂直下は大きな岩場になっていて両手を使いながら登るのだが、落ちないように左側にてすりが付いている。
 登る時間は1時間程だが、面白いルートだった。


 山頂はとても良い眺め。東側が開け五日市の町並みや周りの低山、それらを眺めながらベンチで30分のお昼休憩。

  ここからは荷田子峠まで、1時間の行程だと高をくくっていたが、それは大間違いだった。林の中を登ったり下ったりの連続である。
 名前の付いているのは盆堀山だけだが、他にも小さいピークをたくさん越えるのだ。


 展望の開けたところで休憩を取りながら、山頂から2時間で分岐の荷田子峠に着いた。ここを下れば温泉が待っている。

 急坂を20分程下り道路に出る。あとは瀬音の湯の案内標識道通りに、里山の梅の花など見ながらダラダラと下る。

 15:00に音の湯に到着する。ゆっくり温まり、みんなツヤツヤになってビールで乾杯。お疲れ様でした。


       ハイキングサークル「すにいかあ倶楽部」会報№233から転載 

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