これが足慣らし? 秋の予行登山、岩場が多い乾徳山=山梨県
東京を起点にした日帰り登山では、乾徳山(山梨市)は最も時間的にタイトな山岳に部類する。標高は2,031mで、山頂の領域には岩場が多い。鎖・ハシゴ、さらには急こう配の長いガレ場がある。
この秋には仙丈岳の登山が計画されいる。
足ならしだ、予行演習だ。
この頃は、山岳最寄り駅から、登山者を見込んだバスなど皆無だ。
5人でタクシーならば、まま、交通費の負担は少ない。単独行となると、きびしいものがある。
林道は奥まで、車が入れない。平坦な道の長歩きをさせられてしまう。
登山口で、顎があがる?
ここから本番なのに。
待望の水場だ。
2か所ある。
冷たい水は美味しいね。あまりの感動に、水場で、ペットボトルを置き忘れてきた。
夏場の飲料水のない登山なんて、最悪、最低な状況に陥った。
先頭で、ヘバツタの
みんな遅いから、地面の虫と対話しながら、待っていたんだよ。
ものは言いようだよ。頭は使いようだよ。
富士山よりも、山ガールだよね。
これが男という者さ。
「シャッター」をお願いします。
どうせ頼むならば、美人が好い。
顔は良くても、写真の腕はやたらめったら下手だった。
「これで良いですか?」
人物は首から上で、2/3は無意味な空ばかりだった。NGの連続をだせば、胸から上、それでもしつこく頼んだ。やっと、最後の1枚が使えた。(掲載写真)
もう仏頂面そのものだった。花も枯れる。美人でもこんな憮然とした顔だと、いやな中年女になるのだろうな、と思ってしまった。
掲載するにあたらず、載せていないけれど。
大岩の周辺で、人間はさまざまな行動をするものだ。
じっくり見てくださいな。
「足ならしです、軽く行きましょう」
「これが軽いの?」
この山に決めたプランナーは、ちゃっかりと、楽な音楽会です。
まあ、これだから、永年も続いている山岳会だけれど。