A030-登山家

3連休は混雑した北アルプス 剣岳および立山=強い結束の下でバラバラ


 毎年9月には北アルプス登山だ。

 日程調整に失敗し、3連休にぶつかってしまった。

 山小屋の予約が上手くいかず、いきなり二つのパーティーに割かれてしまった。

 テント泊も覚悟したけれど……。


 3連休のメリットは、美人の山ガールにモデルを頼めたことくらいかな。

 他のパーティの女性に、いきなりモデルを頼んだ。快く引き受けてくれた。


 昨年は、白馬に登り、2014年は剣岳に登るぞ、と意気込んでいた。

 すにーかー倶楽部のメンバーは、あの剣岳に登れた。

 われわれは手前の剣御前だった。


 剣御前も、それなりに迫力がある。



 別の女性ふたりがなんとなく付いてきたが、なんとなく一緒に撮影しなかった。

 シャッターを押す役だけたのんだ。

 彼女たち「先生」と呼び合っていたから、教師、医者か、そんな感じだった。



 メンバーがうかつにも、谷底に飛び降りそうになった。

 標高約2900メートルの高度感はたっぷりある。



 わられパーティー、老若男女です

 「あれ、女性がいない」


「は~い。ここにいますよ」

 愉快なママさん登山家です

 話し上手で、楽しい人です。


 平均年齢を下げるために、

 カップル登山者の女性に、モデルを頼んだ。

「わたしでいいんですか」
 
 そんな風に照れられてしまった。

 10枚ぐらい撮影したが、これが一番自然体かな。


 男ばかりは、遠景に限る。

 


 小粒すぎて、ちょっとかわいそうかな。

 せめて、ガッツポーズが見えるぐらい、ズームアップした。



 山男のなかの男、切札の登場です。


 標高3000メートルの立山に登頂した、証拠写真です。


 信仰心がなくても、立山・雄山の山頂に登るには500円も取られます。

 拝みたくなくても、拝観料とかで。

 明治時代の廃仏棄釈で、仏教徒から奪ったんじゃないの。

 それなのに、日本三大霊山だなんて、神教もずるいよな。

 富士山だって、仏教徒の山だった。浅間神社が奪った。(富士山頂には石像、仏像が首を切られて、いまだ転がっている)。

 ちなみに、立山山麓には、江戸時代まで岩峅寺や芦峅寺(地名で残っている)をはじめとした信仰登山の拠点があった。

 こんなことを書いたら、2度と立山や富士山に来るな、と言われるかな。
 

 バイクツーリストですが、山に来れば即座にカメラマンです。

 IT企業のメンバーだけに、すぐさまフェイスブックに掲載です。

 早いことは良いことだ。

 執筆・メモは立山・剣ではありません。

 歴史小説を執筆中の播隆上人です。槍ヶ岳を開山した人です。

 視界は立山だが、頭のなかはずーっと神河内(江戸時代の呼び方)・飛騨・槍ヶ岳だった。

 そういえば、立山から雲が多くて、槍ヶ岳は見えなかったな。


 室堂の代表的な名所です。


 湖面に立山が映り、われわれの足を止めさせました。


 温泉付きの山小屋で、食事は美味しい。

 今回の登山で、最も感動した、という意見もあった。

 手前のポットが目立ち過ぎて、主人公になった。

 ちなみに、撮影者は山小屋の従業員です。


 一見バラバラなパーティに見えますが、結束は固くて、毎年、北アルプスに登っています。

 このなかで最も目立つ方が、幹事(リーダー)です。

 

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