A030-登山家

写真で楽しむ、雪の秩父・丸山ハイキング

芦ヶ久保から、左手には、武甲山の山容を眺めながら、秩父・丸山(960m)に登りました。

武甲山は、セメントの材料となる石灰岩を採取しているので、奇形な山容となっています。

登山道にはおとぎの国のような家がありました。

武甲山を見ていると、視野のなかに一本杉がふいと入ってきました。

わずか一本の樹でも、情景に変化が出てきます。


山の傾斜面で、農夫の方が農事をされていました。春にどんなものを作付けしているかな。
山間に生きる。それを感じさせてくれます。


ふいに現れた巨大なタンクと、トラックと、杉の丸太です。この組み合わせは一体なんだろう。考えてみましたが、どんな産業か、どんなものに使われるのか。見当がつきませんでした。

山には残雪、里山には梅が咲き始めています。とても良い情感です。


多くのハイカーは地図と磁石を使えませんから、道標は大切なもの。
味気ない道標があるなかで、小鳥をアレンジていると、ハイカーたちの心を和ませてくれます。


農婦が無人販売で、野菜を100円均一で売っています。フキノトウを出しに来たところでした。7個で100円です。

写真撮りたさに200円分を買うと、1個おまけで15個ビニール袋に入れてくれました。と同時に、食べ方のコーチです。

料理がまったくできないので、すべて聞き流しでした。


丸山の北面に入り、標高が高まってくると、登山道は雪です。

木漏れ日を踏んで、登っていきます。日帰りの軽いハイクですから、雪も楽しいものです。

ここでも、面白い道標に出会いました。とても目立つし、制作者のセンスを感じさせてくれます。

丸山・山頂は三階建ての展望台になっています。秩父の山並みが一望できます。

反対側は秩父盆地です。



ビールを持って行って、おすそ分けすると、女性がチョコレートを差し出してくれました。

山頂からの下山ルートはいくつかあります。

外国人とか、夫婦連れとか、単独行の人たちと時折出会います。

雪と丸太と木漏れ日で、芸術作品を造っていました。

雪道は軽アイゼンでもあれば楽ですが、装備がないと、アイスバーンの都度、慎重にならざるを得ません。


目的地の「きのこ茶屋」に到着しました。五人以上ですと、マイクロで駅まで送迎してくれます。


焼肉は、いろいろな肉の種類があります。

山腹の芦ヶ久保駅で、西武線に乗る。30分に1本くらい。
タイミングが悪いときは鉄道駅の真下の、「道の駅」で秩父の名産品などを買うと、
程よく時間が費やせます。

「登山家」トップへ戻る