写真で楽しむ、雪の秩父・丸山ハイキング
芦ヶ久保から、左手には、武甲山の山容を眺めながら、秩父・丸山(960m)に登りました。
武甲山は、セメントの材料となる石灰岩を採取しているので、奇形な山容となっています。
登山道にはおとぎの国のような家がありました。
武甲山を見ていると、視野のなかに一本杉がふいと入ってきました。
わずか一本の樹でも、情景に変化が出てきます。
山の傾斜面で、農夫の方が農事をされていました。春にどんなものを作付けしているかな。
山間に生きる。それを感じさせてくれます。
ふいに現れた巨大なタンクと、トラックと、杉の丸太です。この組み合わせは一体なんだろう。考えてみましたが、どんな産業か、どんなものに使われるのか。見当がつきませんでした。
山には残雪、里山には梅が咲き始めています。とても良い情感です。
多くのハイカーは地図と磁石を使えませんから、道標は大切なもの。
味気ない道標があるなかで、小鳥をアレンジていると、ハイカーたちの心を和ませてくれます。
農婦が無人販売で、野菜を100円均一で売っています。フキノトウを出しに来たところでした。7個で100円です。
写真撮りたさに200円分を買うと、1個おまけで15個ビニール袋に入れてくれました。と同時に、食べ方のコーチです。
料理がまったくできないので、すべて聞き流しでした。
丸山の北面に入り、標高が高まってくると、登山道は雪です。
木漏れ日を踏んで、登っていきます。日帰りの軽いハイクですから、雪も楽しいものです。
ここでも、面白い道標に出会いました。とても目立つし、制作者のセンスを感じさせてくれます。
丸山・山頂は三階建ての展望台になっています。秩父の山並みが一望できます。
反対側は秩父盆地です。
ビールを持って行って、おすそ分けすると、女性がチョコレートを差し出してくれました。
山頂からの下山ルートはいくつかあります。
外国人とか、夫婦連れとか、単独行の人たちと時折出会います。
雪と丸太と木漏れ日で、芸術作品を造っていました。
雪道は軽アイゼンでもあれば楽ですが、装備がないと、アイスバーンの都度、慎重にならざるを得ません。
目的地の「きのこ茶屋」に到着しました。五人以上ですと、マイクロで駅まで送迎してくれます。
焼肉は、いろいろな肉の種類があります。
山腹の芦ヶ久保駅で、西武線に乗る。30分に1本くらい。
タイミングが悪いときは鉄道駅の真下の、「道の駅」で秩父の名産品などを買うと、
程よく時間が費やせます。