文筆仲間の山行は、気ままな寄り道
更新日:2006年7月 9日
上村信太郎さんと茅が岳に登った。雨予報70%で、登り口から下山まで、誰にも会わない、めずらしい登山だった。
日本を代表するアルピニストで、ヒマラヤに詳しい上村さんからは、深田久弥さんについて、新たな情報を得た。これはPJニュースに書く。その先は気ままな寄り道の山行だった。
山頂からは、金ケ岳山頂を経由し『東大宇宙線観測所』に飛び込み取材を試みることに決めた。下途中から、激しい雨になった。
下山が16時になってしまった。『東大宇宙線観測所』は時間的にもだめだと、断念した。霧の中の樹林がぱっと開けた。そこは『明野ふれあいの里』で、幼稚園児たちの親子連れがバーベキューの片づけをしていた。管理棟に立寄った。愛想の良い三十歳代の従業員から話しを聞くうちに、これはPJニュースになると思った。