A010-ジャーナリスト

新宿区・成人式の新成人たちの抱負(2)=東京・京王プラザホテル

 東京・新宿区の成人式が1月9日、同区・京王プラザホテルで開催された。過去の(全国的に)荒れた成人式が嘘のようなに、明るく、楽しく、秩序ある式典だった。

 昨年は東日本大震災があったことからか、参列者たちには浮いた、ふざけ半分の態度などまったくなかった。


 会場では、20歳になった新成人から、将来への抱負を聞いてみました。(写真の方とは無関係です・以下同じ

①被災地の方に役立ちたい。フクシマではあまり役立たなかった。でも、またボランティアに行きます。

②積極的になれる人間になりたい。


③世界を股にかけた、活躍する人材になる。ビッグになる。


④イスラエルから来たジャーナリストです。仕事のグレードアップをしたい。
  被災地の秩序は素晴らしい。



⑤保育士を目指しています。私は将来子供に何ができるか、と常に考える人になりたい。



新成人たちは、あらゆるところで、カメラに向かってVサインをしていた。そして、喜び合う。
 
どこも、親友と久しぶりの再会で、談笑する光景がいっぱいである。

⑥原発はやめてほしい。子どもたちの将来を考えて。そんな脱原発の運動をしたい。



⑦声優を目指します。30代にはプロになりたい


⑧自分のために働く。自分が好きだから。


⑨地味ですが、普通の生活の中に幸せを見つけられる人間になりたい。
  朝起きてから、帰宅するまで、無事に過ごせる生活です。

20歳は人生の第2のスタートだ。恋をして、失恋もして、そして結婚して、家庭を作る。夢と希望と、明日を信じて、国内外で活躍する出発点だ。

きょうのこの明るさが将来へのさらなる一歩になるだろう。

⑩社会人として、自覚を持って生きていきます。


⑪被災に遭っても、日本人の心は強い。負けていない。ギブアップしない。

 日本人からも、被災地を想う、会場からの声が多かった。

 新成人に対して、「あなたの将来の抱負はなんですか?」という質問を向けた。
 唐突な問いかけだけに、「えっ」と一瞬の戸惑いを覚えてから、誰もがすらすらと応えてくれた。

 一人として拒否されなかった。そこに驚きを覚えた。

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