東工大OBのジャズバンドが盛大なライブ=東京・新橋
更新日:2007年5月 7日
東京工業大学の音楽サークル『ロスガラチェロ』のOBで結成する、バンド『佐藤無線』が4月29日、新橋・SOMEDAYでライブを行った。観客は超満員で、20人のメンバーはラテン音楽の熱気のこもった演奏をくりひろげた。
記者仲間の肥田野さんはトランペット、昨年秋に尾瀬に一緒にいった山仲間の皆川さんがサックスホーン。ともに曲によってはソロ演奏を行う。他の演奏者たちも、いずれも演奏曲を自分のものにしていた。チームワークの良い、心に響く演奏だった。
同会場では、和光大学関係者による05年結成『ジェントル・フォレスト。ジャズ・バンド」の演奏も行われた。バンドの指揮者のパフォーマンスが魅力的だった。ソロ歌手が演技派で、愉快に観客を引き込むなど、存分に楽しませてくれた。観客を喜ばせる能力と感性は、本人の努力のみならず、天性のものがあると思わせた。
二つのバンドでチケットが販売されたためだろう、観客は満員というよりも、150%の入り。立見席すら通路いっぱいで、観客どうしが肩越しに観るほどだった。ドリンクサービスすら満足にカウンターにもらいにいけない状態だった。
ニコンD80を持参したが、写真を撮る場所が確保できず、それには困った。ストロボの光線が満足にとどかない。匍匐(ほふく)前進ではないが、頭を下げ、半身になりながら、ステージに近づくが、それにも限界があった。撮影後、各コマとも自動補正をかけた。
同ライブには、『女劇TOKYO23KU』の事務局長の弓山桂司さん、女優の中川真希らも駆けつけていた。