ジャーナリストについて
更新日:2006年6月16日
新聞社などマスコミで記事を書いていた人、雑誌や週刊誌に記事を載せていたライター。かれらがジャーナリストとして、世のなかで活躍している。私はちがう。
小説の執筆からジャーナリストへ。数少ない記者だろう。ジャーナリストは事実を伝えるのが主たる役目。小説は人間を掘り下げていくもの。『人間とは何か』の追求が身についている。時には犯罪者にも心をそそぎ、代弁してやろう、という気持ちになる。それが小説家精神だ。
一般のジャーナリストのように、5W1Hで記事を書く体質は、まず持ち合わせていない。
『ひとりでもいい、共感、同感してくれるならば』という執筆姿勢で、筆を執る。
私の記事を期待してくれる読者がひとりでもついているかぎり、世のなかや編集者に迎合することもなく、そのうえ社会体制や強い圧力に逆らってでも、私は記事を書きつづけていくだろう。