最も低い山の不登頂に、ありがたい情報提供者
更新日:2006年6月10日
このコーナーで、東京で最も低い山・愛宕山に登頂できなかったと書いた。
蒲池潤さんからは再登頂用にと、『緯度35度39分53.21秒 経度139度44分55.36秒』の詳細な地図が贈られてきた。「頑張って登頂し記事にしてください」と書き添えられていた。
上村信太郎さんからは、自ら東京新聞社(山の雑学ノート)に書かれた『日本一低い山』の記事(引用承諾ずみ)を戴いた。
国土地理院発行の地図で、山名がついているなかで、日本一低い山は『天保山』だと紹介している。その先は、部分引用をされていただくことにする。
『天保山(4.5メートル)は大阪市港区築港3丁目の天保公園内にある。天保3(1832)年に安治川を浚渠した土砂を積み上げてできた河口左岸の小山である。天保7年に大阪町奉行の直轄地として石造りの高灯籠が設置され、夜間航行の目標となったことから、目印(めじるし)山とも呼ばれた』
このように上村さんが述べている。同記事によれば、解釈によっては全国各地に、日本一低い山がいろいろあるようだ。それぞれ我田引水の面があるので、割愛させていただく。
東京の墨田区には東京タワーを上回る、日本一の『墨田タワー』ができる。その残土で、隅田川沿いに『日本一低い山』を作ってみたらどうだろう。後世へのさらなる財産になるかもしれない。