迫りくるドカーンと大きな浅間山 = 栃金 正一
1.期日 : 2010年7月31日(土) 天気:晴れ
2.参加メンバ : L 栃金正一 上村信太郎 武部実
3.コース : 浅間山荘~火山館~湯ノ平口~前掛山~火山館~浅間山荘
4:30、天狗温泉浅間山荘に車にて到着。駐車場はまあまあ混んでおり、奥の方の空いている場所を見つけ駐車する。
朝食をとり準備を終え5:00に出発。山荘の脇の林道を沢に沿って登って行く。林道の終点が一の鳥居である。
ここは分岐になっており山側の道を進む。白樺や唐松のあざやかな緑に囲まれた傾斜の緩やかな道をゆっくり登る。
二の鳥居に到着し、休憩をとる。更に行くと左手に外輪山の大きな岩壁が見え、右手には牙山が大きく尖ってそびえている。
イオウ臭い沢を横切ると7:10火山館に到着した。ここはトイレ、水場もあり絶好の休憩ポイントである。火山館の裏手の道を少し行くとお花畑になっており黄色のマルバタケブキが群生している。
その隣の草原にはアザミに似たタムラソウやクルマユリ、ヤマボタルフクロ等が色あざやかに咲いており目を楽しませてくれる。
湯ノ平口を過ぎ前、掛山登山口に到着する。このあたりから周囲は灌木になり、左手には黒斑山が見えてくる。更に登ると右手にドカーンと大きな浅間山がせまってくる。あまりの大きさに圧倒される。火山灰のザレた道をひたすら登る。
傾斜が緩やかになったところには、避難ドームが二つ設置されており、その向こうのやせ尾根の先に前掛山が見える。
(火山活動により山頂火口への登山が禁止されていた。)
そのやせ尾根をどんどん行き9:30前掛山頂に到着。ここの山頂からは眼下に黒斑山を眼下に見ることができる。
記念写真を撮り下山し、避難ドームで少し早い昼食をとる。展望はすばらしくさっき登った前掛山が小さく見える。
10:50下山を開始した、ザレた道をピッチよく軽快にとばす。12:15火山館到着、休憩後、一気に二の鳥居まで下り、ここからは沢沿いの道を行き豪快に落ちる不動の滝を見て、14:00に浅間山荘に到着。早速、山荘の温泉に入り汗を流す。
このコースは時間がかかるが、危険なところがなくスケールの大きな浅間山を充分堪能でき、変化に富んだお勧めのコースである。
記録・栃金正一
【関連情報】
ハイキング・サークル「すにいかあ倶楽部」会報№131から転載